子供に絶対読ませたくない絵本です!

書店で表紙だけ見かけてなんだか嫌な予感がしていたのですが。
Youtubeで読んでみたら、想像以上のひどさ。
*くれぐれも子供の目に触れないように!

「ママがおばけになっちゃった」

まず出だし
「ママは車にぶつかっておばけになりました。」
「え、あたししんじゃったの??
もう!死ぬ時までおっちょこちょいなんだから!」

「ママが死ぬ」「ママがいなくなる」って
子供にとっては、どんなに怖くて不安なことか。
そんなに軽いことではないんです。

昔ばなしでは、
「悪いオオカミをグツグツ煮て食べてしまいました」
「グレーテルは魔女のおばあさんをかまどに押し込みました」
なんていう記述があるから残酷なんていう人いるけど
昔ばなしの「死」というのは全く違います。
死んだから悲しいとか、そういう記述がない。
観念的なもので、実体がない。

だけど、このお話では、
「ママが死んじゃったどうしよう」
と言って子どもが泣いてたり
化けて出てきたママが
「ママは死んだから、1人でできるようになって」
なんて言ったり。

こんなの読まれたら、子供がどんなに不安になるか。
自分のママが死んだらどうしよう、と思うはず。
あるいは、ママが死んでしまった子にこんなの読んだら!
ホントにひどいよ。

この絵本は、大人のテイストです。
大人が生きているうちに後悔ないようにしよう
と思いたいから読むような本です。
それにしても、そこに子供を使うことないでしょう。

どうかどうかこんな本を、子供に読まないで下さい。
あまりに腹が立って言葉もありません。

子供って、わかってないようでわかってる部分があって。
私の子供達も、幼稚園のときに阪神大震災があって
テレビで映像を見てるうちに、
「死」について怖くなったみたいで。

「お母さんも死ぬの?死んだらどうしよう!」
なんて言い出したことがあった。
「大丈夫!お母さんは死にません」
「ホント?みんな死ぬんじゃないの?」
「大丈夫、お母さんは絶対死にません。
死ぬわけないでしょ?こんな元気なお母さんが!」
と言って乗り切りました。

いいんです、ウソだってなんだって。
「みんないつか死ぬのよ」なんて教える必要ない。
そんなのいずれわかること。
子供が、一瞬でも不安を感じないようにしよう!
お母さんがいて当たり前。
「命の大切さ」なんてもう少し先の課題にしましょう。

お母さんが死んだときのために備えておく必要なんてない。
それはその時。
回りの人が思いっきり愛情を上げることしかできない。
お母さんがいなくなったら1人で頑張れなんて。
ひどすぎる。
母を早く亡くした私が通りますよ。
もう本当に本当にこんな本、無くしてしまいたい。
子供の目に触れませんように。
幼稚園や保育園で読まれませんように。

英語教育とかなんとか言ってる場合ではない。
そんなことよりも、百倍、千倍、大切なこと。

絵本やお話は、子供にとって本当に大切なもの。
選びに選んで与えたい。
なんでもいいのではない。
英語だろうと日本語だろうと同じです。

やはり、新しい絵本というのは危険ですね。
「絵本を見る目」を養うまでは
昔からある定番本に限定しておいた方がいいですね。
そして、ゼッタイ間違いのないのは
昔ばなし。

あまり、数や種類はいりません。
多読なんて、子供はしなくていいです。
質のいいものを、繰り返し繰り返し楽しんで下さい。
お願いです。

0歳、1歳、2歳、幼稚園児英語、小学生の英会話教室、せつこでした!

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