台北の小学校英語事情最新情報


台北の小学校英語の授業を見学しました

3月に、台北に出かけました。その際、2校の小学校にお願いして 英語の 授業を 見学させていただきました 。

台湾の小学校こんな感じ。

これまでも 台北には 何度も 出かけており 小学校中学校高校と たくさんの授業見学をさせて頂いています。

本当に皆さん優しくて、いつも大歓迎して下さいます。

毎回感じるのは 教員の英語力の 驚異の高さ そしてプロフェッショナルぶり。 そして子供たちの 英語力の驚異の高さ…

今回訪れた 2校の小学校は、台北の中でもかなりの高いレベルの学校です。とはいえ、日本の小学校とのあまりの差に、 倒れそうになります。

今回、1年生と6年生の授業を見学することができました 。授業は1年生でもあっても全て英語で行われます 。

先生はごく普通に、いわゆる「オールイングリッシュ」

子供達、全く無理なく理解しています。

これこれ とにかくこれです!!これ!!

私としてはもうこれさえあれば他はもうなんでもいいかと思ってしまうぐらいです。

英語で話してるんですから、何話してもいいですよね 、英語の時間なんですから!!!ちょっと興奮してきました …

CLIL(クリル)なんてその先ですよね!あっクリルっていうのは、内容言語統合型学習といって、外国語の勉強と、他の教科の内容学習を統合して行う方法。

現在の日本の小学校でクリルやろうなんて言ってるんですけど、そんなのありえないと思います。絵に描いた餅よ餅!

今回見学した小学校でも、クリルっぽい授業もちょこっとは行っていました。 ただし6年生に限る。

低学年は特にとにかくもうスキルスキルまたスキルって感じです。単語やって文法やって…こんなの、日本の小学校英語の人達が見たら、頭から湯気でちゃうんじゃないかな?スキル重視、とんでもないっ!!ていう意見も強くありますからね。

台湾の小学校英語、スキル重視は間違いないですが、なんせ、全て英語で話が進んでいますからね、いわば日本語で国語の授業をやってるようなもの。

私自身は、どちらかというと台湾ほど徹底したスキル重視にするのは、やや抵抗があります。

おやこえいこくらぶでやっているのは、年齢が低いうちは、細かいことより、丸ごと英語理解を目指す、ということ。

ディテールを詰めていくより、まず、コンテンツ(内容)を通じて、大きな英語の枠組みを伝えたいと考えています。

しかし台湾ではとにかくスキルスキルで積み上げていってその先にコンテンツありき、という感じ。

ですので、台湾の先生方の指導法について、感心したとか、真似したい、ということはそうありません、ぶっちゃけ。しかし、とにかく英語がしっかりできる先生が教えているということは、素晴らしいこと。

今回、小学校見学のアレンジ してくれた友人である、台湾の大学で教員をしている友人と、その後話す機会がありました。

「どう思った?」と尋ねる彼女。
「いやーすごいね台湾は、全く日本の何歩も先行ってるね!」
それしかありません。

でも彼女は
「でもね、それは学校の英語の授業の成果とはいえないからね。子供たちは家に帰ってから塾に通っているのだから。そこでもっと徹底的な英語訓練受けてるの」と、力説。

どういう状況でもどこの国でも、集団教育、公共、という縛りの中で、国際社会で通用するような高い英語力をつけるなんて望むべくもないのは当たり前。

それが全員のゴールではないのだから。

でも!
それでも!
東京の最も豊かな、最も国際的な地域の公立小学校でも、台北のようなレベルを見る事はおそらくないでしょう。

私立もしかり。
私の子供は、2人とも私立の小学校に行って、1年生から外国語教育を受けました。しかしそこで身に付いた英語力などなど微々たるものです。そこの生徒たちが、放課後に英語のレッスンをガンガン受けているということもありません。

中国系や韓国系の人たちの教育熱心さは日本人など足元にも及びません。

非常に熱心な台湾の保護者。これまでに何度か小学校を訪問していますが、PTAの人がお母様方が出迎えてくださったり、校内での手伝いをされる姿見たり。

このような中での学校教育、英語教育ですから日本とはひと味もふた味も違います。
日本の参考にはなりにくい。

でも、また台湾行きます!
ご飯も美味しいしね!

赤ちゃんから小学生の英会話教室、せつこでした!

名古屋市緑区、天白区、北区、瑞穂区、愛知県豊明市、春日井市、東海市等から通って頂いています。

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