読者の方からの質問です。バイリンガル育児をどうすすめればいいのでしょうか?
4歳のお嬢さまのバイリンガル育児に取り組んでいらっしゃる読者の方から質問を頂きました。
そうですね、4歳だと語学「学習」は難しい年齢です。自然なインプットの中で「獲得」するには日常的に英語にどっぷり触れていないと難しいでしょう。英語ができる人が四六時中英語でやりとりするか、良質なインタープリに行けば獲得できるでしょう。
そうでなければ、週2回のレッスンを受けるだけでは、中途半端になってしまいます。
せつこさんのフィリピン系のオンラインに対するご意見はいかがでしょうか…中略…英語教授法専門の教授たちは「バーチャルな世界のレッスンはありえない」という発言が多いのですが、親子英語界では人気ですよね。果たして4歳児にネイティブを週2のプライベートに通わせる必要があるのかどうか。
私も、子どもにオンラインのレッスンはあまり積極的には受けさせたくないですねえ。。。
パトリシア・クール氏の研究によると、日本人のベビーは、1歳前にはRとLの音の聞き分けができなくなる。しかし、週1日英語スピーカーに遊んでもらったベビーは1歳を過ぎても、聞き分けることができるそうでうす。しかし、それは直接対面した場合のみ。モニターから語りかけられたベビーにはその能力は残らなかった、ということ。
パトリシア・クール氏の研究についてはこちらの記事へ→ 5歳からではもう遅い?!
やはり、対面でないとダメな部分があるんですね。
「聞き取り」に関してオンラインはだめ、という一つの結果がが出ているわけですが、他のスキルに関してはどうなのか、まだ本当のところはわからないのですが。「役に立たない」という証拠もありませんので、何とも言えないですね…
だけど、週に2回、その時間に必ずパソコンの前に座って、とか考えると、なんだか、、、せっかくママといるんだから、ママと遊ぶとか、絵本読むとかする方が、英語のためにも、教育全般を考えても、大切ではないでしょうか。
それから、発音についても、私はかなり気になります。私の偏見なのかもしれませんが、おうち英語で、多少発話がある場合、発音がやや甘い例があるように思います。
やはり適当に耳コピでやると、そうなりがちなのではないかなー。
だけど、ネイティブスピーカーが学ぶように、環境から発音を学ぶには、もっともっと英語環境が必要なのではないかという気がします。
だから、そういう意味でも、学習適齢期になってから、発音の訓練をした方がいいような気がします。私は、2人の子どもにガッチリ発音を教えました。
基礎ができているので、簡単に身につけることができましたよ、これこそ早期英語教育の醍醐味です!
私でも、絵本とDVDで細々やると思いますよ。ていうか、やりました。もちろん、発話は期待できません。週2のレッスンを受けた方が発話は多いでしょう。もちろん、週に3回、4回とレッスンをとれば、それだけ発話も増えるでしょう。だけど、そんなの、将来バイリンガルとして身につけなければいけない英語と比べたら微々たるものです。
それに、英語を聞いて理解(した気になる能力)は、家でDVDでも、週2プライベートレッスンでも、あまり変わらないような気がします。
まとめていうと、4歳から9歳くらいまでの外国語学習は、なかなか成果が出にくい。だから、あまり成果を期待せず、時間管理、コスパと相談して決めればいいと思います。
英語以外の経験をたくさんさせてあげることも大切です。旅行とか、集団遊びとか、キャンプ、、、加えて、我が家では、小学校のときは、娘はピアノ、息子は合唱に打ち込んでいたのもこの時代です。
そういう、英語以外の活動を制限してしまってはもったいないとおもいます。
たーだーし!!
外国語学習にとって本当に大切なのは、10歳以降です。
その頃、スポーツ、部活にあまり時間を取られないように気をつけて下さい。
どうも、日本では、スポーツは無条件に良いもの、とされるようです。特に男の子は、サッカー一色、野球一色の青春をおくるべきみたいな考えがあるような気がします。
部活やって宿題やったら後は寝るだけ、みたいな生活はねー、、、勉強はやる気になったら後からでもできる、という人が多いけど、、、英語を後からやる気になる人は稀だしなあ…
成長してから、スポーツと英語とどっちが役に立つのか、天秤にかけてよく考えましょう~。
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