英語での語りかけの危険性について再び
英語での語りかけの危険性について再び
名古屋市緑区でベビーとママのための親子英語サロン「おやこえいごくらぶ」を運営しているせつこです。
語りかけについて、これまで記事を2回、あげました。
「語りかけ」、つまり人に話しかけるということは、言葉を覚えさせるためにするわけではありません。
少なくとも、メインの目的ではないはずです。
なぜ語りかけるのか、というと、コミュニケーションするため、仲良くするため、だと思います。
そうなると、ベビーに英語で語りかけて、その目的が達せられるのでしょうか?
上手く行ったケースもあるのでしょうが、上手く行っていないケースもあるのです。
危険を犯すことはやめておいた方が良いと思います。
深刻な言語の遅れが出てしまい、セラピーを受けるケースも報告されています。
一番一緒に過ごす時間が多いお母さんが、あまり得意でない英語で話しかける、というケースでセラピーまで行った報告がありました。
お母さん自体がバイリンガルであれば、可能なのかもしれません。
だけど、そういう場合でも、インターナショナルスクールに行くとか、周りに英語をメインとしているコミュニティがあるとか、お母さん以外の人とも英語を使う場があることが必要だと思います。
ワタシの友達の国際結婚の家庭でも、インターに行っていない場合は、長期休みには必ず帰国するなどしています。
そうではない場合は、違ったアプローチが必要だと思います。
もちろん、常に例外はあります。
だけど、その「例外」を見て、自分もやってみよう!というのはとても危険なことだと思います。
おやこえいごくらぶで、提唱しているのは、ごくごく普通のママが、一番効率的に、経済的に、子どもをバイリンガルにする方法です。
「バイリンガル」ですよ。「バイリンガルキッズ」ではありません。
おやこえいごくらぶでは、10歳までの英語教育は、準備期間と考えています。
耳を英語に慣らしておき、英語の理解力をつけ、正しい発音を身に付ける地ならしをしておきます。
そして中学校入学前に、一気に英語の基礎を身につけましょう!
それは充分に可能なことです。
大学院の恩師である、Elite Olshtain先生(イスラエル出身)の考えを取り入れたメソッドなのです。
どうか、専門家の力を使って下さい。
素人考えは、危険な場合も多いのです。
ベビーのことなのですから、なおさら。
その子が将来どうなるか、というのは、20年くらいしないとわかりません。
途中経過では判断できないのです。
ワタシは、自分は、日本語と英語をかなり同等に使えると思っています。
中学生で英語を学び始めて、ずっと楽しく英語で遊んできましたが、こうなるまでには、相当の時間がかかりました。
そして、ワタシみたいな「語学オタク」でないと英語が身につけられない、というのでは、マズイ!と思って、早期英語教育に行き着いたのです。
英語を第一言語にしたい、というのであれば、話は別ですが、あくまでメインは日本語、日本人として生きていく、というのであれば、ちびっ子バイリンガルになる必要はないし、それは、相当のムリを伴うものです。
ムリなく、ムダなく、バイリンガルに、、、これが、おやこえいごくらぶのメソッドです。
名古屋市緑区親子英会話教室、せつこでした!