オーストラリア英語、ニュージーランド英語は避けるべき?
名古屋市緑区で、0歳児、1歳児、2歳児、幼児、幼稚園生、小学生のための英語教室を運営しているせつこです。
先日、フィリピン英語その他、様々な英語について記事を書きました。
今日は、その続きです。
オーストラリア英語とニュージーランド英語についてです。
この2種類の英語は、ネイティブ英語と言われる種類の中では、やや特殊な位置にあるような気がします。
何か面白いサンプルないかな?と探して見つけたのがこれ。
このニュースによりますと、オークランド大学のアラン=ベル博士の研究によると、「ニュージーランド英語」というものが、30年前と比べるとより強くなってきている、ということ。
30年前であれば、ニュースキャスターは、イギリス英語に近づくように訓練をしたものだが、今は、ニュージーランド英語でいいらしい。
なんだか意外!
ハリウッド映画やインターネットの影響で、アメリカ英語の影響が強いのかと思ったらそうでもないのね。
メディアの影響がマイナスっていうのは、どういうことでしょうね?
私はニュージーランドには20年前ほどに1度行っただけなのですが、「早口やな~~」と思ったくらいでした。
独特の発音もありましたが、わかりにくい、とまでは感じませんでした。
んでも、ヨーロッパの人に聞くと、たいてい、あんまりいいこと言わないんだな。
ま、ヨーロッパの人はアメリカのこともあんまりいいこと言わないんだけどね。
ヨーロッパはオーストリアの英語の先生とお話する機会がありました。5,6年前かな?
オーストリアでも、英語のネイティブスピーカーが国のプログラムで雇われて、中学高校等で教えてるらしい。
それで、雇われるのは「イギリス人、アイルランド人、アメリカ人、カナダ人」だというので、
「?オーストラリア人とニュージーランド人は?」と聞きましたら、
“Their English is not considered good enough.” (彼らの英語は、良いとは考えられてないんです。)と、いう直球な答えが。。。
*この人は、大学で英語を教え、英語教育について研究している人です。文科省のような所の人ではないので、
あくまで、個人的な見解だと思います。でも、とにかく、そういう事実は当時あったようです。一応データ出してたから。今の今は知りません。
その点、日本では、そのような差別はないのでは?
JETプログラムで来日するALTは、北米が圧倒的に多いけど、世界各国から来ています。
文科省の資料によると、2015年のALT総数4404人のうち、アメリカ人は2596人と半数以上と2位のカナダ483人に大きく差をつけています。
それからイギリス、オーストラリア、ニュージーランド、、、と続きます。
参加国総数は30カ国越えで、中国とか韓国からもALTが来ています。
これはすごい!
英語ができれば、ネイティブでなくても良いということです。
日本ってなかなか、オープンでいい国なんだね~~!
どこの国の英語をモデルにするのかーーーー
これは、なんともいえませんねえ。。。
1つは、どこの国であっても、あまりにコテコテなのは避ける、なるべくニュートラルなモデルを選ぶ、ということはいえるのではないでしょうか。
それから現実的には、日本の英語教育では、とりあえずアメリカ英語がモデルになっています。
TOEICでもやはりアメリカ英語メインなんでしょ?
リスニングテストでも、アメリカ人の吹込みが多いと思います。
だから、アメリカ英語で、あまりコテコテでないもの、というのがやっぱり現実的なチョイスなのかな。
ま、異論もあるかもしれませんが、ご参考までに。。。
赤ちゃんから小学生のための英語教室、せつこでした!