電通女子の過労死自殺に思うこと。死んじゃだめ。
本当に痛ましい事件が起きてしまいましたね。
こんなに悲しい時に、ひとでなしなオヤジが「100時間の残業くらいで自殺するな」とか「オレは150時間くらいヘイキでやった」とか言ってるんですよねぇ。
ええ加減にせーよ全く。
100時間がどーとか言うんではないです。
私なんか徹夜なんかは絶対しないし(できない)そんなに働いている感じもしないんだけど、結構ずーっと仕事っぽいことやってるんですけど。
これは、やりたくてやってるわけだからいいわけですよね。
オヤジ達も楽しくやってたんでしょう。
100時間なんかやっちゃ絶対ダメだ!てものではない。
同時に、「100時間くらい大したことないだろ!」てのも間違い。
働き過ぎかどうか、過労死かどうか、を判定するのは、色々な要因があるでしょう。
そこまでいかないように、システムを改善しないといけないのは確かでしょう。
だけど、いくらシステムをつついても、それを運用する人がどうそのシステムを使うかが、とても大切。
自殺してしまった女性社員の人が、そういう自覚をしておいてくれたらよかったのになぁ。
自分が壊れてしまわないように、いつも自分の立ち位置とか、限界とかを意識して、声を上げていけるように、なってて欲しかった。
だけど、女性社員は、明らかに壊れてしまってた。
うつだったのでしょうね。
そうなると、自分でなんとかすることはムリ。
そういう時は、回りの人が手を差し伸べてあげられたらな。
ついつい、「おせっかいしちゃいけない」と思ってしまうものだけど、そんなことより、命の方が大切です。
現行の学習指導要領には、児童生徒の「生きる力」を育むことが一番大切、と謳ってある。
「生きる力」とは?という問いに対しては、「知、徳、体のバランスのとれた力」という答が挙げられています。
それももちろんでしょうが、それに加えて、とにかく「何が何でも生き抜くずぶとさ」も持ってて欲しい。
ズルしたってウソついたってなんだっていいから。
とにかくその場から逃げ出して欲しい。
さんびきのヤギのガラガラドンみたいに。
トロルに食べられそうになったら、「後ろから、もっと大きなお兄ちゃんが来ます。僕だけは許してお願いー」って言って逃げて欲しい。
むかし話のメッセージはとにかく「生き延びろ」ということ。
おやこえいごくらぶで、むかし話をたくさん使うのは、このメッセージをちびっ子に受け取って欲しい、ということもあるんです。
生きる力。文科省英訳では”zest for life”ということです。
zestとは、熱烈な思い、ということ。
生きる、ということに熱烈なしぶとさを持って生きて欲しいな。
赤ちゃんから小学生の英会話教室、せつこでした!
名古屋市緑区、天白区、南区、瑞穂区、愛知県豊明市、大府市、東海市等から通って頂いています。