音読で、英語ができるようになるのか否か?

日本では、「英語学習には音読が欠かせない!」といわれることが多いですが、
それは、かなり日本的な考えなのです。

日本の英語、英会話レッスンでは、決まった会話文などをリピートしたり、1人で読んだり、2人以上で
ロールプレイングしたりすることがよくあります。

また、音読のひねり技として、「シャドウイング」なんてのもあります。

私の息子が、アイルランドに語学留学留学したとき、
半年の間、一度も、音読したことがなかったそう。

ええっ?

私も、英語教師として30年以上教えていますが、音読させない日はありません。

だけど、リピートにしろ、音読にしろ、かなり日本的な、というよりアジア的なものなようなんですよね。

中国の大学では、朝8時から、クラス全員で一斉に音読していると聞いたことがあります。

それに対して、アイルランドの英語学校では、とにかく、ディスカッションしろ!だったようです。

そういう時、日本人同士だと沈黙してしまきそうですが、アイルランドの英語学校では、
何せクラスメートが、スペイン人、イタリア人、などなどラテン系も多く、
皆さん、口から先に生まれてきてますから、
息子いわく「あり得ない設定でのディスカッション」で大盛り上がりなんだそう。

コミュニケーション力、高い!

日本人が安心できる学習法といえば、コツコツ音読、リピートアフタミー、なんでしょうか。

ん?

もしかして!

これが、日本人の英語下手の原因だったりして!

いや、ちょっとそれは言い過ぎかも知れませんが、元々、言葉はコミュニケーションを通じて身に付けるものなのだから、
そこは順番キチンとした方がいいかもしれませんね。

ます、入り口はコミュニケーションから。

コミュニケーションをもっと楽しく、もっと正確に行うために、
言葉のしくみを勉強したり、音読したりする。

これでいきましょう!

まず、言葉のしくみを知らなくちゃ!コミュニケーションはそれからよ!というのが
今の日本の英語教育のような気がします。

変えていきたいものですね!

赤ちゃんから小学生の英会話教室、せつこでした!

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