私が自分の子どもにガチのバイリンガル育児をしなかった理由その1
なぜガチバイリンガル育児をしなかったか、というと、単純に「他にやることがあったから」ということですね。幼稚園入園前、幼稚園時代、小学校時代、と順に振り返ってみます。
目次
幼稚園入園前はかなり時間を割きました。
テレビやビデオは全て英語を徹底していました。
絵本も英語でたくさん読みました。
外国人の友達と一緒にお出かけしたり、そういう機会も多少ありました。
「英語は言葉」ということは初めからわかっていたと思います。
そして近所のお友達を集めて、私が、家で英語レッスンのようなことをやっていましたね。
それは、幼稚園になってもしばらく続きました。
かなりインプットがありましたので、英語の発話も結構ありましたね。
今振り返ってみると、幼稚園入園前の英語インプットの貯金はかなり大きかったのだと思います。
幼稚園時代は、小学校受験の準備に多くの時間を割きました。
家での準備に加えて、幼児教室、お絵かき教室、体操教室などに通いました。
こういうお習いごとを幼稚園から帰ってからいくと、一日つぶれてしまいます。
お家だけで準備をする人もいるにはいますが、とても稀なことだし、とても効率が悪いです。
受験は「傾向と対策」が大切。色々な情報を得る必要があります。
プロの手を借りて、そして回りの人たちと協力しあって効率的にした方が断然いいです。
ということで、幼稚園時代はそれが中心になりました。全く後悔はありません。
小学校受験についてはこちらをごらん下さい。
小学校に入ってからは、とにかく忙しくなりました。
小学校に入学したら、宿題や予習復習など学校関係のものに加えて、子ども2人とも、それぞれに音楽をやっていました。娘はピアノで、息子は合唱です。
そちらの練習やレッスンにとてもとても時間を費やしたのです。
その他、習い事もしましたが、週一回チラッと習うくらいでは、あまり身にはなりません。
音楽に関しては、かなり熱心にやりました。
ピアノの練習は、毎日2時間くらいはしたし、合唱は、週に2,3回練習があったのです。
これらの趣味は、その先もずっと続いたし、子ども達にとっても、とても思い出深いことになっているようです。
何か特技といえるようなものを一つでも持たせてやりたいと思っていましたのでこちらも後悔はありません。
英語育児をやりなおすとしたらどうするか?
小学校受験をして、高校まで続いた学校に入れたことはとても良かったと思います。
そして、小学校受験の準備でていねいに幼児時代を過ごしたことは良かったと思います。
だけど、小学校受験の記事でも書いたように、受験というのはメリットもデメリットもあるもの。
小学校受験をしないで、同じようなことができればもっと良かったと思います。
それに、「日本の教育システムで行く」ことについてこだわっていました。
「日本人だから、母語である日本語で教育を受けなければ」みたいな考えがあったのです。
留学をするにしても、交換留学くらいかな、と思っていたのです。
結局、娘も息子も、高校も大学も海外で行くことになりました。
最初はそういうつもりではなかったのですが、結果的にそうなりました。
で、それで全く不都合がなかったのです。
2人とも、現在日本で生活しています。海外もいいけれど、できれば日本にいたいようです。
昔はともかく、現在では、高等教育を海外で受けても、日本でも全く問題なく就職もできています。
うちの子ども達の回りは海外経験豊富な人達が多いですが、多くは日本に戻って仕事をしています。
しかも、日本語にも問題はありません。
ですから、途中で、学習言語を英語に変えても、とくに困ることはないのだな、と思います。
そして、2人とも、英語ができるおかげで世界がぐーんと広がり、交友関係も広いし、仕事にもプラスしかないし、どう考えてもメリットが多いのです。
もう一度育児をやり直すとしたら、どこかの段階までは日本語で教育を受けて、その後英語に変えることを最初からプランに入れると思います。
そうなると、小学校受験もしなくていいのでは?
やり直しをするとしたら、幼稚園時代もう少し、英語に時間を割いて、バイリンガル度を高めておくかと思います。
中学受験や高校受験を考えなくていいのであれば、特に小学校で受験することを考えなくてもいいかもしれません。
やはり、日本の教育システムにおいて、早いうちから受験を考えなくてはならないことは、デメリットが多いと思うのです。
もちろん、中には受験をポジティブにとらえて、受験で成長できる人もいるでしょうが、そういう人ばかりではありません。
また、勉強以外のことに思いっきり打ち込めるのも若いときならではです。
どちらにしても、これから日本の学校教育でも、ますます英語の比重が重くなっていくようです。
高校、大学で「英語で学ぶ」機会はますます増えていくでしょう。
その時期に英語もグンと伸ばすことができます。
「英語の理解力、英語の基礎」が身についていれば、それはスムーズに行くことでしょう。
そうすると、やはり小さい頃から、両言語を同じように伸ばす必要はないですよね。
とはいえ、「なーんだ、じゃあ0歳から英語なんて、必要ないじゃない!」と思われてはこまります。
「どれくらいの量の英語が必要なのか」ということなのです。
英語をゼロにして学校で始めて出会う、というのはリスクが大きすぎます。
我が家でも、ずっと「英語ビデオの視聴、英語での読み聞かせ」は、小学生時代もずっと続けていました。
小学校高学年以降は、レッスンもしたし、積極的に海外へホームステイや研修などに行かせていました。
だからやはり「早く始めて、ゆるゆる続ける」というわけです。
0歳、1歳、2歳、幼稚園児英語、小学生の英会話教室、せつこでした!
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