子ども英語で自然な英語を身につけたいよね!
ワタシの娘は、20代後半、小さい頃から英語に触れて英語を身につけましたが、日本の学校での文法教育をあまり受けてません。
その娘が、英語教育に進んだので、最近になって、文法の問題を解いています。
で、昨日、娘から質問があったのがこれ。
I will have been to America three times if I go again next week.(来週もう1度アメリカに行けば、私はアメリカに3回行ったことになります。)
娘「こんな英語使う〜???」
うーん。
使わないね。多分。
will have プラス過去分詞、いわゆる未来完了形ってやつですね。
日本の学校教育で英語をスタートし、受験勉強にドップリ浸かり、日本の中高でも塾でも教えてきたワタシには、お得意の分野です。
ワタシにとってはあまりにお馴染みのネタだったので、疑問も感じていませんでした。
だけど、考えてみたら、確かにあんまり聞かないよね。
「もしまた行ったら3度目です」なんてね。
そんなの、単に「これまで2回行った」と言えば、いいことじゃない?
仮に、また行くことが決まってて、コレで3回目だーというのなら、This is my third time (to go to America).とでも言うでしょう。
要は、未来完了形を教えるために、ムリクリ作ってる文の切れっぱしなんですよね。
自然に英語を身につけたムスメにとっては、すごく不自然に感じてしまうわけです。
でも、未来完了形っていうのは、あるわけで。
で、あれこれの例文を当たって、ムスメが、「うん、それならアリだね!」と言ったのが
We will have been married for fifty years next year. (来年、私達は結婚50周年です)
うん、これなら、ありそうです!
この文どうかな?と思ったら、それをググってみるといいですよ。
そうするとね、意外とネイティブも同じ質問してたりするんですよ。
ここでは、will be married が正しいのか?will have been married が正しいのか?という質問をしています。
で、解答として寄せられているのを読みますと、「未来完了形が正しいけど、単なる未来形でもまぁ意味は通じるでしょう」てなお答え。
文法って、これくらいの「フワッとした理解」でしばらくはいいと思うんですよね。
それで、かなり運用力ついてから、まとめをしたらいいと思います。
もちろん、週に1回とか3回とかの限られた授業ではインプットが足りないから、やはり文法をしっかり。。。というご意見もわかります。
しかし、実際、文法の授業を結構やってて、あまり身に付いていない、というのもまた現実。
せめて、「まず文法ありき」で、そのためにだけ、不自然な短文を習うのはなるべくやめたいものです。
そう思いませんか?
赤ちゃんから小学生の英会話教室、せつこでした!
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