早期英語教育でチャンツを使うのが危険なたった1つの理由
目次
幼児英語教育にチャンツを使うのは慎重に
チャンツというのは、人工的に作られたものです。
そして、必ずしも英語本来のリズムを表していません。
日本の教材のチャンツは、
「英語は等間隔のリズムで話される」
という仮定に基づいています。
実際話される英語は必ずしもそうではありません。
ムリに等間隔のリズムにすると
なんとも不自然なものになってしまいます。
ビートに合わせて、歌感覚で楽しめるチャンツ。
子どもは喜ぶかも知れません。
でも、いくら子どもが喜ぶからといっても、自然な英語から遠のくものはやりたくありません。
他の方法がありますからね。
歌を歌ったり、子ども向けの詩を楽しんだり。
小学生英語教育なら許容範囲かな?
「子どもが、チャンツなら食いついてくる」
「チャンツで導入したものは覚える」
という声を聴きます。
ま、楽しいよね。
普通に音読するよりは楽しいよね。
「英語で楽しむ」より「英語を学ぶ」がメインになる小学生なら、限定的に、取り入れるのもいいかもしれません。
基本文を覚えるためにとか。
でも、幼児さんは気を付けてね。
小学生になるまでは、自然な英語のリズムにこだわってほしいな。
英語チャンツはもともと大人向けに考案されたもの
日本の英語教育で使われているチャンツは、アメリカ人のキャロリン・グラハム先生が考案したものです。
アメリカの大学の留学生向け英語プログラムで教えていたグラハム先生。
ある日、英語のリズムはジャズのリズム、と思いつく。
自身がジャズミュージシャンであるグラハム先生。
どんどんジャズのリズムを英語学習に取り入れました。
それに、日本の児童英語教育界が食いついたのです。
そして、どんどん本来のジャズのリズムからは離れてしまってます。
等間隔なだけの、つまらな~い、不自然なチャンツ。
よくない!!
元々、ジャズのリズムは、もっと自由自在なものですよね。
そもそも、ジャズが子どもに必要なものとも思えません。
もう少し、子供の発達にあった良質なものを使いたいです。
この歌は、チャンツっぽくて楽しくていいですよね。
子供英語のビデオでも出回っています。
あまり気にいったバージョンがなかったので、上記をあげてみました。
こういうのが小学校中学年くらいで楽しめればいいんですけどね。
色々替え歌作ってもいいしね。
(過去の記事を加筆、修正して再投稿しました)
0歳、1歳、2歳、幼稚園児英語、小学生の英会話教室、せつこでした!
名古屋市緑区おやこえいごくらぶは、名古屋市緑区、天白区、南区、瑞穂区、愛知県豊明市、東海市、日進市、春日井市等から通って頂いています。
名古屋市緑区のおやこえいごくらぶへのお問い合わせはこちらをクリック
久しぶりにブログ村に参加しています。
クリックよろしくお願いします!