中学校の英語の授業でオールイングリッシュやって嫌われた？！
昔中学校の先生やってました
10年以上も前になりますが 四年間中学校で英語を教えTてました。
いや～～本当に良い経験でした！
それまでなんだかんだ 色々と理想を語っていましたが、そんなのは絵にかいたモチなんだとしみじみ理解できました。
それ以前には、中学校からでも英語は間に合う、そのそれより前に始めることより、中学校でしっかりやることが大切、と言ってたクチです。
どれだけ中学生が、ていうより思春期が凄まじいものか、骨身に沁みましたね…英語が将来役に立つとか語ってみましたが、全くのムダ。聞く耳持たず。
そしてやる気のない中学生に英語なんてやらせることなんて本当に出来ないってこと。
その年代にはね、他にやること山ほどあるんですよ。
英語より大事なことがたくさんあるんですよ。
最低限、テストに出ることやるかどうかってそのレベル。 先を見通して将来に役に立つから何かコツコツ英語でもやるとかそんなことは無理。
いやそれはあなたに先生として力がないからだという方もいるでしょう。
もちろんその通りだと思います。
担任でもなくて、ただ英語だけを講師として教えていただけなので、そこまでの関わりを生徒とすることはできませんでした。
もちろん、そうでない学生もいましたよ。多数の中学生は、英語の勉強にそんなに興味がなかったよってことです。
よっぽど先生に恵まれたりとか、大好きな先生がたまたま英語の先生だったりとか、中学校で素晴らしい英語の学びが起こることは運次第です。
英語の先生がひどくて、英語が嫌いになったって人そこらへんにいるでしょうたくさん？
それもタマタマですよ 。
だけど英語ができるようになって欲しいなーと親が思うんであれば、そこは運に任せていてはダメなんです。
英語ができる先生が、中学校で成功できるわけではない？！
私はまあこう見えても結構英語ができるから、自分が中学の教員になれば、相当何かできるだろうと思ってたんですよね。
でも本当に何もできませんでした。
最初の授業で、”Hello, everyone!” なんて挨拶をしようとしたら
「先生！英語で授業はしないで下さい！」と言われました…
「英語なんてしゃべらないでください！英会話の時間じゃありません！！」って怒られちゃいました…
もう中3でしたからね。アタマかたいんだねー。
これがまた中1だったら話は別かもしれません。
中３ともなると、すっかり日本式の英語の授業のスタイルに慣れてたんですね～みんな。
もちろん頑張りましたよ！
そして多少は喜んでくれたかなと思う生徒もいましたけどね。
全体としては、「全く自分ならではの指導はできなかった」というのが結論。
何を言いたいかって言うと英語のできる先生をたくさん雇って中学で教えたらうまくいくってことは、ないんですよ。
まず、先生と生徒の信頼関係、人間関係が大事なんです。
先生と生徒ががっつりと人間関係を作ってないと学びなんて起こらない。
特に中学校はそうじゃないかな？
小学校以上にそうじゃないかな？というのが私の印象。
小学校現場でキチンと教えたことはないのですが、何回か飛び入りで 英語のお話をさせてもらったことはあります。たいていどこの学校でも喜んで聞いてくれました。
小学生の方が、新しい経験とか新しい先生とか、素直に喜んでくれるんじゃないかな？小学校では担任の力が大事って聞くけど、中学のほうがもっとそうじゃないかなと思います。
だから思春期まで待っちゃだめ！
やっぱり 柔軟性のある小学生のうちに英語に親しんでおいてほしい。それは、英語に限らずですけどね。
小学生のうちに、学びの基礎を作っとけば、中学生になって多少反抗してても安心して見てられます。なんとか、小学生のうちに学習の基礎、人間の基礎、そしておまけに英語の基礎を作っておいて欲しいんです。
0歳、1歳、2歳、幼稚園児英語、小学生の英会話教室、せつこでした！
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