発音はフィリピンにアウトソーシング?
名古屋市緑区で0歳、1歳、2歳児、幼稚園、小学生のための親子英語サロン「おやこえいごくらぶ」を運営しているせつこです。
ツイッターで気になる投稿を見ました。
うーん、つまりは、日本人では発音は教えられないっていうことですよね?
なんで?
発音が悪いから?
まあね、、、、
だけど、逆に「発音が良い=発音が教えられる」ということではないと思いますよ。
とくに、ネイティブとか、小さい時からのインプットによって発音ができるようになった人達には、発音を教えることは難しいでしょう。
だって、そういう場合は、感覚的、直感的、にマスターしている部分が大きいから。
「ほら、正しい発音はこうだよ?私のマネしてみて?」ということになるしかないんじゃないですか?
ヒトの発音を聞いて、真似るなんて、そんなに簡単にできることではないんですよ。
ベビーなら、本能的にできるんですが。
何歳までできるか、ということに関しては、様々な研究があります。
いわゆる、critical period, sensitive periodは何歳までなのか?にも諸説あります。
インプットの量とか環境とか、学習者の個人差にもよりますし、一概には言えません。
私としては、実感として、日本語がしっかり身につく4歳以上になったら、誰でもマネできるってことはないなと感じています。
日本語の音で置き換えるように、だんだんとなってしまいます。
ある程度、母語の音の干渉があるのは、問題ないと思いますが、相当聞き取りにくい程、英語本来の音から外れてしまうのはちょっとね。
だから、発音は大切だと思うし、日本の英語教育では、音声教育がないがしろにされてることは、大変ザンネン。
だけど、そこはねー、発音のできるガイジンに任せよう!とは違うんじゃないかな?
もちろん、多くの優秀なフィリピン人英語教師がいることはわかります。
数年前、フィリピンの英語教育事情に大変興味を持った私は、現地の英語学校まで、調査に出向きました。
良いフィリピン人教師、あまり良くないフィリピン人教師、とたくさんの教師に出会いました。
英語力も様々でした。
そして、英語ができる人でも、英語教育を専門的に学んでいる人は、殆どいなかったんですよね。
語学教育において、ネイティブスピーカーというのは、重要な役割があると思います。
しかしそれは、初期において、発音や文法などをガッチリ教える役割、ではないはずです。
そこは、英語教育の専門家に任せてほしい部分なんです。
赤ちゃんから小学生の英会話教室、せつこでした!
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