子供の英語教育は、ネイティブに限る!という思い込みの危険性
英語教育はネイティブ?ネイティブ信仰からの脱却
佐賀からおはようございます。
佐賀大学にて、「ネイティブスピーカリズム」シンポジウム参加中。
Native Speakerism、ネイティブスピーカリズムって言葉を聞いたことがある人は殆どいないと思います。
英語学習に関して、ネイティブスピーカーの占める特別な位置、そして英語学習者としてネイティブスピーカーとどう向き合うか、という新しい分野です。
「ネイティブのような(完ぺきな)発音」とか「ネイティブから習うのが1番いい」という言い方、あるいは英会話学校の「ネイティブから正しい英語を習おう」なんて広告はよく見聞きします。
こういうことを聞いたら、それは「ネイティブ信仰」的な思い込みではないかと疑うべきです。
日本語で考えればすぐわかるのですが、日本語のネイティブスピーカーであれば、完ぺきな日本語を話したり、ましては書いたりできるわけではない、ということです。また、日本語ができるからといって、日本語が教えられるわけではない、ということです。
そして、もっと怖いこと。
ネイティブスピーカーの英語を理想化するあまり、それは、「ネイティブスピーカー」そのものを、祭り上げてしまうことになりがちです。ネイティブは常に正しい、と思ってしまいがちです。そして、ネイティブのように英語を話せない自分に劣等感を感じてしまうことすらあります。そういうのは、健全な考え方とは到底言えません。
これは、極端な考え方です。
バイリンガル育児をしようという人は、ネイティブでなければいけない、というような考えにとらわれている人は少数派だと思います。
でもネイティブは高いから、安いフィリピンのオンラインコースを受けよう、という風潮はやはりネイティブスピーカリズムですよね。
近年の、フィリピンへの英語教育アウトソーシングには、かなーり抵抗がある私です。。。
その話は長くなるので、また別の機会にしたいと思います。
0歳、1歳、2歳、幼稚園児英語、小学生の英会話教室、せつこでした!
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