英語教育・早期英語教育の目的が英検1級だなんてもったいない!

 

英検1級っておかしなテストだと思う。

1番の単語問題。単語が難し過ぎると思う。

あそこを見て、えーっ!!これはできないわ、まだまだだわ!!とビビってしまった、と聞くことがあります。

そう思っちゃう人は、合格まで時間がかかっているような気がする。
今、ふとネットで英検1級の過去問見ちゃいました。
やっぱ、難しいと思う。

ワタシも、正直、知らない単語もある。
でも、当てずっぽうでやっても、8割くらい取れるのである。
消去法とか、カンとかで。
英検1級、2回受けて2回合格したけれど、両方ともそんな感じでした。

もしも、英検協会が、こういう力を見ようとしているのであれば、わかる。
「知らない単語でも、見当がつけられる」力ってね。

だけど、明らかに「国際コミュニケーション」に必要な単語ではない。なんだか、SATとか、GREとかのテストに必要な単語のレベルという気がする。

SATというのは、アメリカ人、英語話者がアメリカの大学に進学する時に必要な英語のテスト。
GREというのは、アメリカ人がアメリカの大学院に進学する時に必要な英語のテスト。
TOEFL(外国人がアメリカの大学に進学する時に必要な英語のテスト)の単語はカンタン。でも、SAT、GREの単語はすごく難しい。
ちなみに、外国人でも、アメリカの大学や大学院を志願すると、SATやGREのスコアを要求される場合も多いです。

こういうテストの単語は、ネイティブも、試験対策をしなければならないものです。

しかも、大学、大学院で、専門分野の勉強をするために、です。
それに比べて、英検1級に求められるのは「広く社会生活で求められる英語を十分理解し、また使用できること」です。


社会生活で必要とされる単語のレベルって、そう高いものではないと思います。
本当に社会生活で広く求められる英語力ってもっと他にあると思うんです。

単語以外は、まあまあ、無理のないレベルだと思うので、英検1級なんてムダじゃムダじゃとはいいません。

だけど、単語対策はやめた方がいいと思います。

小学生や中学生がやる必要は、神に誓ってないです。

っていうか、他にもっともっと大切なことがありますよ、ホントに。

0歳、1歳、2歳、幼稚園児英語、小学生の英会話教室、せつこでした!

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