ネイティヴスピーカーって誰のこと?
名古屋市緑区で0歳、1歳、2歳児のための親子英語サロン「おやこえいごくらぶ」を運営しているせつこです。
久々に体調を崩してしまい、更新が滞ってしまいました
さて、先週土曜日に、名古屋で行われた学会に出席しました。
新進気鋭の、フィリピンの若い研究者の発表。
日本人、韓国人の留学先として人気が高まりつつあるフィリピン。
この先生もとても英語が上手、、、というか、恐らくネイティヴと言えるのではと思います。
中産階級以上では、日常的に英語を使っている家庭が多いからです。
日本でも、「英語育児」で育った子どもたちは、「ネイティヴ」と言えると思いますか?
考え込んでしまう方も多いでしょう。
グローバル化の進んだ社会では、「ネイティヴスピーカー」の定義がハッキリしなくなってくるものです。
つまり、現代では「英語のネイティヴか、ノンネイティヴか」などという議論はナンセンスになりつつある、ということです。
私が英語修行中だった頃は、とにかくひたすらに「ネイティヴ」の英語を求め、目指していたと思います。
私も回りも。
今でさえ、「その英語、ネイティヴに通じますか?」とか「ネイティヴはそんな言い方しない!」なんていうの、あるじゃないですか?
英語のネイティヴ、と言ったって、イギリス王室の方達、アメリカ中西部の農家、シンガポールのIT技術者の家庭、カナダはニューファンドランド島のおじいさん、、、一概には言えません。
英語は、良くも悪くも、世界の共通語です。
誰がなんと言おうと、現段階で、最も国際コミュニケーションに用いられている言葉であることは否定できません。
ネイティヴスピーカー不在の英語コミュニケーションが、数としては一番多いのです。
そういう世の中で、ネイティヴはどういうか、ということばかりに捉われているのは現実的ではないと思います。
「英語を、自分の言葉として、使い、発信していくこと」こそが、英語教育の目的だと思います。
おやこえいごくらぶも、その目的に向かって、秋から大きく動いていく予定です。
名古屋市緑区0歳の赤ちゃんからの英会話教室、せつこでした!
名古屋市緑区、天白区、南区、瑞穂区、愛知県豊明市等から通っていただいています。