わからないことは教えない。

名古屋市緑区で0歳、1歳、2歳児、幼稚園、小学生のための親子英語サロン「おやこえいごくらぶ」を運営しているせつこです。

2015年も今日で終わりですね。

来年は、どんな風にやっていこうかな、、、なんてつらつらと考えてましたら、1つ思い出したことがあります。

ワタシが初めて勤めた中高一貫の学校で出会った先生のこと。

その先生は、かつて予備校で人気の先生でした。

だけど、だんだんと人気がなくなって予備校での授業を減らされてしまい、やむなく高校でも教え始めたというのです。

その先生に聞いた、「わかりやすい授業をする秘訣」とは?

それが、「生徒がわからないことは教えない」というのです。

その頃、ワタシはまだまだ経験も浅かった頃です。

その答えにちょっと反発してしまいました。

「生徒のわからないことをわかるようにしてあげるのが教師の務めでは??」なんて思って。

今も、その気持ちを捨てたわけではないんだけど

「学習者のレディネス」ということなのかな?と今は考えています。

物事を身につけるのには、いくつも段階があって、その段階によってやるべきことがあって。

その段階を超えたことは、教えない、ということなのかな?って。

だけど、学習者が、自分がどの段階にいるのかはっきりわかっているわけではありません。

中高生なんかは、全然わかってないのに、「あなたにはこれは難しすぎるから、この易しいのをやりなさい」なんて言おうものなら激おこ間違いなしです。

プライドがもうめちゃめちゃ高いからね。

中高生でなくても、自分のレベルを正しく判断するのは難しいことです。

その判断の助けになるのが、英検だったりTOEICだったりするのだろうけど、これも案外あてにならないしね。

「学習者のレベルを正しく判断して、レベルに合ったラーニングを提供する」のが教師の大切なところなのではないかな。

そして、その判断に納得してもらえるような信頼関係が必要なのだと思う。

ということで、来年も、信頼してもらえる教師を目指して精進します!

名古屋市緑区0歳の赤ちゃんから小学生の英会話教室、せつこでした!

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