小学校英語教育のゆくえ

名古屋市緑区で0歳、1歳、2歳児、幼稚園、小学生のための親子英語サロン「おやこえいごくらぶ」を運営しているせつこです。

次回の学習指導要領の改定(2020年)で、現在の5年生スタートが3年生スタートになり、そして成績がつくようになるという小学校英語。

制度を変更するのは比較的やりやすくても、中身を変えることは、なかなかできないですよね。

だって、結局、教育っていうのは、毎日先生が何をやるかってこと。

先生の力量にものすごく左右されてしまうんです。

高い英語力を持ったヤル気満々の先生と、英語がニガテで英語教育に批判的な先生では、内容が大差がついてしまうのは当たり前ですよね。

さらに、学習者の問題もあります。

教育熱心な親が多い地域で、協力的な校長先生や同僚に囲まれて、素直な子ども達が多い環境で教える場合。

荒れた地区で、非協力的な回り、子ども達は反抗的な場合。

結果は想像つきますよね。

私が、「小学校英語教育は、せつこ先生に任せます!なんとかして下さい!」と言われましたら、、、

まずは、カリキュラム作成ですね。

テキストの選定。

そして、日々のレッスンで何をするか、細かく決めて「レッスンプラン」と、そのマニュアルを用意します。

あくまで、英語教育の専門家ではなく、担任の先生が教える、という前提で、ですよ。

できれば、ニーズ調査をして、各学校の実態に合ったカリキュラムを複数用意できるといいんですけど。

そして担任の先生達向けの講習会ですね。
英語の基本的な発音を含めた事前準備をしてから、マニュアルの使い方を教えて、模擬授業をやってもらう。

マニュアルって、教員経験が短いときにはとても大切だと思います。

私の英会話教師デビューは、大学3年の時。某ECCで教え始めました。

英語力がそこそこあっただけで、教えることは全くのシロウトだった私がなんとか務まったのは、ECCの完ぺきマニュアルのおかげ。

もう、1分単位でやることが決められており、言うセリフ?まで書いてありました。”Stand up and read it aloud three times! Start!”みたいな。

後々、他の英会話学校でも教えたけど、マニュアルがないところの方が多かったです。

Make your classes creative!なんて言われたりしたけど、経験ないひとにそれ無理だってば。

最初からマニュアルのないところに勤めてたらキツかったでしょうね。

ECCだと、クラスの当たり外れがあまりなかったから、それはやっぱりいいことだと思う。

能力高くてクリエイティブな先生は、マニュアルなんてイヤがるんだけどね。

だけどベテランから新人まで同じように教えている現状では、マニュアルがあることのメリットの方が大きいと思う。

んで、ここからが本題。

詳細なマニュアルがなく、先生に任される部分が相当ある、現在の小学校英語は、悪いけどあまり意味がないと思う。

英語に親しむとか、英語が好きになる、とかそういう目的は達成できるかもしれない。

だけど、それくらいのために毎週毎週、先生が苦労してアクティビティを考えたりするのはムダなのでは?

それなら、他の科目にもっと力を注いだ方がね。

やっぱり、身に付いてナンボだと思います。

そんなに、カンタンに身に付くものではないのです。

幼稚園で、外部の先生を呼んで、「英語」の時間があるのも、同じだと思いますよ。

せいぜい英語に親しむくらいでしょう。

そんなのでいいのかなあ?

おやこえいごくらぶでも、「英語に親しんで欲しい」とは考えていますが、それはあくまでも習得に向けて、ということ。

英語は好きだけどできない、という状態がいいとは決して考えていません。

そして、結果にコミットしたいと思っています。

つまり、おやこえいごくらぶに通って、お家と教室でコラボすれば、必ず結果が出る、そういう教室でありたいと思っています。

私たちと一緒に、お子さんの英語教育をすすめていきませんか?

2016年度新入会お申し込みはこちら

</a
ホームページはこちら

赤ちゃんから小学生の英会話教室、せつこでした!

名古屋市緑区、天白区、南区、港区、瑞穂区、愛知県豊明市、大府市等から通って頂いています。