中学生はなんであんなに英語ができないのでしょうか?
中学生はなんであんなに英語ができないのでしょうか?
名古屋市緑区、ベビーとママのための親子英語サロン「おやこえいごくらぶ」を運営しているせつこです。
近県の中学校で英語の授業を見学する機会がこのところありました。
(画像はイメージです)
いや、、、はや、、、
授業がどうの言う前に、とにかく、中学生、ほんっとに英語出来ませんね!
もはや、あっぱれというしかない出来なさっぷりです。
If you are free, please ( )
みたいな自由作文。「おヒマなら、~して下さい」という文を自分で考える練習。
If you are free, please come to my house.というような文を作ることが出来ればいいわけなんだけど。
漏れ聞こえた中坊同士の会話。
A「一緒に行こうっていうのは、なんていうのかな?」
B「えーっと、、、やっぱ、with じゃね?」
A「あ、そっか、、、please with、、てこと?」
B「うんうん。そんな感じ。」
えーっ!! えーっ!! !(; ̄ェ ̄)
そんなあ、、、そんなあ、、、
これは、一体どういうことなのか!?
動詞、というものが全くわかってないのですね。
中学校にもなれば、主語述語とか、動詞と形容詞とか、そういうことはわかっているべきだ、という意見もあるでしょう。
だけど、ワタシはそうは思っていません。
知的な発達は、個人差が大きいと思います。
中学生は、特に思春期を迎えることもあり、アンバランスなお年頃。
1人1人のペースで発達していけばいいのだと思います。
また、それ以外にも、中学生を教えるのが困難な理由は色々あります。
語学を自然に身につけられる年齢は過ぎている。
しかも、思春期特有の照れもあり、身体で覚えようとか、大きな声を出そうとか、そんなことには全力で抵抗。
しかも、将来を考えてコツコツ勉強しようなんてそんなジミな考えはない。親、学校、先生は敵とみなす。
、、、とまあ、かなりオーバー気味ですが、とにかく、中学生を教えるのがなかなか困難であるわけです。
この時期に、興味の持てないことを無理やり教え込んでも、学習への興味をますます失うだけだと思います。
だからと言って、ほっておいていいわけでもありません。
その子の発達度合いに合わせて、少しずつ取り組ませる。
「文法」のような抽象的なものを理解するのは苦手、という子も、この年代では多い。
そういう子にまで、日本語との対比で、「理解」させようとするのは、難しい。
そういう子には、理屈ではなく、「感覚」で攻めていくこと方がいいと思います。
歌を歌ったり、対話練習をしたり、音読をしたり、、、
その結果、だけど、なーんにもわかってなかった、という結果でも、いいじゃないですか!
「理屈」「意味」がわかるだけが、英語の勉強ではないと思います。
個人のペースに合わせて、じっくりと取り組んでいれば、必ず、その子なりの進展があります。
、、、だけど、高校受験は迫り来る。とにかく、なんでもいいから、ガーッと!ガーッと!で点数をあげようと試験対策に走ることになります。
それじゃ、ますます「英語」はできるようにならない!
早期英語教育の意味はそこにあります。
「感覚」で攻めていく英語学習なら、中学生より、ちびっ子の方がもっともっと得意です。
中学生になるまでに、「感覚」で攻める部分を、最大限に高めておきましょう!!
そうしたら、中学生の間くらいは、「感覚」のみで、乗り切れると思います。
理屈は、中学校を卒業して、もちっと落ち着いてからでいいじゃありませんか!
名古屋市緑区親子英会話教室、せつこでした!