音読が、全く役に立たない場合とは?
名古屋市緑区で0歳、1歳、2歳児とママのための親子英語サロン「おやこえいごくらぶ」を運営しているせつこです。
Twitterで、こんなのを見つけました。
発音さえある水準に達しておれば、本で読んだ表現もごく自然に口に乗ります。
会話力と読書力を別物とする説がありますが、それはまったくの俗説です。
ヒヤリングも含めて、すべて有機的に関連しております。
そういう説を唱える向きは、有機性に気づかぬ自らの無知を表明しているだけでしょう
國弘正雄
アポロ月面着陸際の同時通訳、研究者、教育者、政治家などマルチに活躍された國弘正雄さん。
昨年亡くなられましたが、とにかく英語の達人で知られた方です。
戦中派、しかもほぼ国内で、ここまでの英語力を身に付ける、というのは、本当にすごい。
「音読」を、効果的な英語の勉強法として広めた方でもありました。
ワタシの世代以上の英語ユーザーの多くは、國弘氏に影響を受け、音読によって英語を身に付けたんじゃないかな?
ワタシも、徹底的な音読を行うことによって、英語の「ことばと意味が結びついていく」経験をしています。
音読によって、日本語を介さなくても、英語のままで意味がわかるようになったのだ、と思ってます。
で、英語教師になったワタシは、「とにかく音読だ!」と思って、中学でも、高校でも、大学でも、どこでも音読、音読、と触れ回りました。
学校の授業でもとにかく音読をさせまくったのですが、生徒が英語ができるようになったか、というと、、、
いいえ。
なんです。
何でだろ?
何でだろ?
ひとつには、発音が、ある水準に達してない生徒が多かった、ということ。
あーんまり発音ひどいと、話にならんのです。
中学や高校で、ひとクラス40人以上のところで、発音をガッチリ仕込むことは難しいしね。
というか、時間が足りない。
どんな方法であれ、「発音をある水準にのせる」努力をした方がいいことは明らか。
もっとも効果的な方法は、まずは、小さい頃からの徹底的なインプット。
そして、小学校高学年からの発音訓練だと思います。
この方法なら、まず耳を育てることに専念できるから、ママの負担も少ない。
しかも、あやふやな発音のまま固定化してしまうこともない。
そして、まだまだ柔軟性があり、かつ学習能力も高い小学校高学年で、本人のモチベーションを高めて発音を取得!
ママにも、お子様にも、ムリのない、大変効率的なメソッドです。
名古屋市緑区0歳の赤ちゃんからの英会話教室、せつこでした!
名古屋市緑区、天白区、南区、港区、瑞穂区、愛知県豊明市等から通って頂いています。