チビッコの英語教育に関する研究が減ってきた件

名古屋市緑区で0歳、1歳、2歳児、幼稚園、小学生のための親子英語サロン「おやこえいごくらぶ」を運営しているせつこです。

全国英語教育学会、終わりました。

今回、子ども絡みの研究発表をいくつか見ました。
「公立小学校での外国語活動について」
「帰国子女の英語保持について」
「国際結婚家庭のバイリンガル教育について」
などについての研究が殆どでした。
全て、大学の教員による研究です。

以前は結構あった、民間の児童英語教室でやってる英語教育について研究、民間英語の先生による実践報告もほぼ見つかりませんでした。

そういう英語教室はたくさんありますよね。
1人でやっているとどうしても視野が狭くなりがちだし、偏りがち。

他の人の実践や研究から学んだり、自分も発表したりすることで学ぶことはとても大きいと思います。

だけど、それはなかなか難しい。

大学の教員にとって、研究というのは、仕事の一部。
やれよ~!とプレッシャーがかかります。
同時に、研究費が出たりもします。

だけど、民間の英語教室をしていると、そんな必要性はありませんよね~。

しかも、研究会でもワークショップでも行こうとすると、全て自腹になります。

そこまでして、、、という気持ちになって当然だわ。

一時は、久埜百合先生、松香洋子先生、仲田利津子先生、阿部フォード恵子先生、外山節子先生等々この分野の巨匠を学会でお見かけすることも多かったけど、最近はとんと見かけない。

皆さま、もうかなりのご老体だからね~。

しかも、新しい世代が育ってるわけでもない。

これはいかんような気がするな。

第一、若い児童英語の先生たちは、こういうレジェンドのこと自体、あまりご存知でないのではないかな?

無私無欲な愛の心をお持ちの方々ばかりで、児童英語教育でひと儲けしようって感じの先生はほとんどいらっしゃいませんでした。

自分の教え方を教えてあげるから、大枚払いなさいなんて方は見当たりませんでしたよ。

しかし、だからと言って、ボランティアでもチャリティでもないこともまた、確かです。
お仕事なんですから、それなりの対価を頂かないとやっていかれません。

そこらへんのバランスがうまく見つかるといいのですけどね。

子どもの英語教育を、公教育の範囲でなんとかするのは至難だと思います。
民間教室が貢献できる部分は大変大きいと思います。
裾野が広がっていけばいいなー。

名古屋市緑区0歳の赤ちゃんから小学生の英会話教室、せつこでした!

名古屋市緑区、天白区、南区、港区、瑞穂区、愛知県豊明市等から通って頂いています。

ベビー英語、ベビーマッサージ、幼稚園コース、小学生コースがあります。

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