バイリンガルも大事だけど、バイカルチャーもね!

バイリンガルも大事だけど、バイカルチャーもね!

名古屋市緑区、ベビーとママのための親子英語サロン「おやこえいごくらぶ」を運営しているせつこです。

英語育児をされる方に、是非お勧めしたい本です。

櫛田健児さんは、お父様が日本人、お母様がアメリカ人。

日本育ちで、主にアメリカンスクールで教育を受け、大学はアメリカへ。

かなり高度なレベルのバイリンガルである彼によると、言葉のみニ言語知っていても、それだけでは充分とは言えない、という。

たとえバイリンガルであっても、社会文化的に「モノカルチャー」、つまり、一つの文化しか知らないと、上手くコミュニケーションを取ることは難しい。

どの社会にも、会話の「ノリ」、期待される「態度」がある。

よくよく回りを見回し、円滑なコミュニケーションを取れるためには、言語そのものにも増して文化適応力が必要であるというのが著者の主張。

それは、どうやって学べばいいのかね?

「異文化体験」がやはり必要だと思う。

その体験を通して、よくよく回りを観察したり、恥をかいたりして身につけていくことかな。

ワタシは、神戸で生まれ育って、多少外国人のお友達がいました。

高校生の時、アメリカ人のお友達の家にお呼ばれ。

他に来てた人達は、まだまだ長居するようだったんだけど、ワタシはもう帰んなきゃ。

で、ワタシがなんて言ったかというと、、、”I am going home.” 「そろそろ失礼します」って感じだったんです。

ワタシがそう言った途端、一瞬シーン、、、

そして、誰かがちょっとふざけた感じで、 “Are you going home?”と言って、その途端、皆がワーッと笑ったんですよねー。

ワタシはわけわからず、??????頭の中が??????

わけがわかったのは、ずーっと後のことでした。

ワタシは、”I must be going home. My mother wants me to come home by six.”とかなんとか言うべきだったんですよね。

「そろそろ、帰らなければなりません。母に6時までに帰るように言われているんです」という感じですね。

ここらへん、ワタシのような国産バイリンガルは気をつけないといけない。

海外に行くだけが異文化体験では、もちろんありません。

日本の中にも、異文化は多く存在する。外国人コミュニティもあります。

特に、「英語」ということにこだわらなければ、体験する場はたくさんあると思います。

ケンミンショーじゃないけど、同じ日本の中でも、異文化は存在します。

男女だって、異文化です。家庭それぞれ、別の文化を持っている、とも言える。

要は、同じような人達とばかりいつもいつもいるのではなくて、色んな人と交流しましょう、ってことですよね。

その流れで、英語のコミュニケーションも考えればよいと思います。

バイリンガルだけでなく、バイカルチャー、いや、マルチカルチャーを目指しましょう!

名古屋市緑区親子英会話教室、せつこでした!

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