「英語の感覚」をどの程度育てるべきか?
“I’m not gonna run away from you.”、ってどういう意味だと思われますか?
ワタシは、「そっか、逃げないんだ。」と思うだけなんですが、、、
ムスコは、留学時代、イギリス人の子とすごく仲が良くて、1年目は大学の寮で同室、2年から4年までは、部屋は別、キッチンやリビング共用のフラットで過ごしました。
夏休みの間に、秋からはどこに住むか、話を詰めてたものでした。
早く物件を抑えるために、敷金を立て替えてもらうことが多かったんだけど、そうお願いするとき、ムスコが言ったのが、そのことば。
「敷金踏み倒して逃げる気はないから!」という意味でした。
ところが、彼から帰ってきた一言は、、、
“How romantic!”
「は??」ですよね。
要は、そういう状況で、英語の発想では、”I’m not gonna run away from you!”なんて言わないってことなんですよね。
“I’m not gonna run away from you!”なんていうと、なんだか、アラジンがジャスミンに対して愛の告白をしてるような感じに聞こえちゃうんでしょうか。
その話をムスコから聞いたとき、ワタシは、うーん、そういうことか、、、と唸りましたけどね。
アメリカのジョークが理解できない、みたいな感じですわね。
ムスメには、その感覚があるんですよね。
“I’m not gonna run away from you!”に対しても、えー、ロマンティックだねぇ、、、と即座にリアクションしていました。
こういう「英語的な感覚」というの、必要だと思われますか?
ワタシの考えはこうです。
基本的に、必要ない。
英語を自分の強みとして生かしていこう、将来に有利になるように使っていこう、と考える場合、つまり普通にビジネスレベルで考える場合には、必要ない。
そこまでの時間、手間、お金の投資をするより他に回した方が効率的。
将来、英語圏に移住するのであれば、そういう感覚があるのも悪くはないでしょう。
だけど、仕事などで英語でコミュニケーションするときは、ネイティブより、ノンネイティブ相手の方が圧倒的に多いのだから、そんな感覚はプラスには大してならない。
そこまでの英語感覚を身につけられたとしたら、それは相当な努力をされてきた、ということ。
「いつか役に立つだろう」くらいでは、もったいないよ。もったいない。
そこは、シビアに考えた方がいいと思います。
ワタシも、最近はムスメに言って聞かせてるんですよ。
「ムスメちゃんほどの英語力をつけてる日本人なんて、ホントに一握り、一つまみだよ。そこは、是非生かした方がいい。」
もちろん、英語だけでオッケーというわけではないんだけど、そこでかなり評価される分野に行った方がサクセスに近いことは明らかですからね。
「何がしたいか」「何ができるか」をてんびんにかけて、賢い選択をして貰いたいものです。
今日のクリスマスディナー。
1年に1度のゼイタクです。
美味しゅうございました。
名古屋市緑区0歳の赤ちゃんから小学生の英会話教室、せつこでした!
名古屋市緑区、天白区、南区、港区、瑞穂区、愛知県豊明市等から通って頂いています。
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